これから必要なくなるもの

アフターコロナ。これは今世間で盛んに論議されていることです。
このパンデミックが沈静化した後の世界はどうなるのかわかりませんが、
働き方がこれから変化していくことは間違いないでしょう。

現にこの流れの中、半ば強制的にテレワーク、リモートワークが進み、

その過程の中でこれまで必要と思われていたが、
実は必要ではなかったというようなことが多数浮き彫りになってきました。

ではこれから必要なくなるものとはいったい何なのか？

今回は自分なりの見解も含めて、
そのあたりのことを書いていこうと思います。

今回のコロナ禍の影響での中で最も多くの方が気づいたことは、
これではないでしょうか。社員が一堂に集まり働くというところ。
つまりオフィスという存在が実はひつようないのではないかということを。

当たり前のことですがオフィスというモノは自社で保有していない限り、
（保有していてももちろん別のコストはかかりますが）
賃料という固定費がかかり、それは支出のウェートにおいて大きな比重を占めています。


しかし今回テレワークが進む中、
自宅などで出来ることがたくさんあることがわかりました。

そうなるとアフターコロナ後の不景気を見据え、
全てをなくすというのは極端かもしれませんが、コスト削減のため安い賃料を求めて

都心を離れるなどの移動が行わることは自然なことかと思われますね。

②通勤

次は今後もテレワークが進み、社員が一堂に会するオフィスへの通勤という概念が
なくなれば、それに付随する通勤というものも必然的になくなります。

これは身体的な負担軽減というところもありますが、平均通勤時間が片道約1時間として、
往復2時間分の時間が1日で有効に使えるということになります。


1週間で考えれば10時間、1か月で40時間、1年で480時間。
この時間をいかに有効に使うかということが、
今後ビジネスパーソンには求められるでしょう。

その時間を生産的に使い、自己を高めるために使えれば、
色々なスキルも成長し、仕事の成果につながるはずです。


このような観点からも通勤がなくなることは、
ビジネス的に見ても良いことしかないと言えるのではないでしょうか。

これまで終身雇用制度などで守られてきた働かない社員、

つまり目に見える成果を出せない社員は、今後会社から必要とされなくなるでしょう。

なぜならこれまではそのような社員であっても、
抱えておく余裕が多くの企業にあったかもしれませんが、
前述した通り今後においては、企業にそのような余裕はなくなるはずです。

つまり会社にしがみつくということで生きていた社員が、
その会社から見放されるという皮肉な現象が
今後頻繁に起きるということになるはずです。

そしてその対象は今まさに、このテレワークという中で選別されているかもしれません。
これま会社にいることだけで存在していた社員は、今画面の中から消えているはずです。
そして消えているものは存在だけではなく、個人の価値も同様に消えています。

④調整能力

これは③に深くかかわるものになるのですが、視点を内だけに向け続け
社内の忖度や調整だけをしてきた方は、その居場所がなくなることになるでしょう。

上記は一堂に社員が顔を突き合わせてこそできるものですから、

今後そのような場面が間違いなく減ることを考えると、
それは不必要なモノになると考えられます。

そもそもこのような働き方は、テレワークが進み求められること、
つまり成果を出すという働き方とはまったく真逆のものです。
これまでそのような方法で生きてきた方は、そのことに早く気付く必要があります。


これからはその視点を社内に目を向けて生き延びるのではなく、
顧客という外に目を向けて成果を出す必要があるということです。

まだまだアフターコロナと言われる時代に不必要なモノはあるでしょうが、
私が思う代表的なモノを書いてみました。


これからどんな時代が待っているかはわかりません。


しかしどんな時代になっても必要とされる人材であり続けるために、
今後も自己を研鑚し成長していきたいと思います。



では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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